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負けて悔しくないのか!

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「負けて悔しくないのか!」

コーチをしている方なら一度や二度はこのセリフを言ってしまったことがあるかもしれません。
しかし、私はこのセリフを言わないように心がけています。なぜならこれを言ったらそれこそ私の「負け」のような気がするからです。

別の状況に例えるならこんな感じです。

私は料理をつくっています。
一生懸命つくったのできっと美味しいはずです。
息子に食べさせると美味しいともマズイとも言いません。微妙な顔をしています。
私はアタマにきてついに言ってしまいます。

「美味しくないのか!せっかくつくったのに!」

そう。きっと美味しくないのです。美味しくないのに「美味しいと感じろ!」と言ったってそれはムリです。料理を上手くつくる以外方法はありません。

良い本を読んで感動するのも、映画を観て泣くのも、お笑い番組で笑うのも、原因があっての結果です。逆を強制されたら人生は楽しくありません。

あくまでも
「良いチャレンジをした」⇒「負けてくやしい」
という自然な順番でサッカー体験をさせたいものです。

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